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縫うだけじゃない!シート製品ができるまでの流れ

2025.09.20

当工場では、このドックシェルターをはじめ「オートシェルター」「エアーシェルター」といった大型のシート製品を作っています。
製品はすべて企業向けのオーダー品で、1枚1枚手作業で仕上げていきます。

まず大きなシートに、設計図をもとに寸法を正確にマーキングします。
これがまさに製品づくりの「土台」になります。

次に裁断の工程。
印をつけたシートを、裁ちばさみや専用カッターでカットします。シートは想像以上に大きく、厚みもしっかりありますが、道具の扱い方はすぐに覚えられます。

そして縫製。
ここがメインの仕事です。
工業用ミシンを使って、カットしたシートをつなぎ合わせます。
まっすぐに、しっかり縫う「直線縫い」が中心。
特別な技術よりも、「正確さ」と「丁寧さ」が求められる仕事です。

使うミシンは、大きな工業用ミシン。
はじめて見たときはちょっと驚くかもしれませんが、操作はとてもシンプル。スピードもパワーもあるので、「むしろ家庭用より縫いやすい」という声もよく聞きます。

そして「高周波ウェルダー」という機械を使って、シート同士を熱と圧力で接着します。
ミシンと違って、針も糸も使わず、ボタン操作で自動的にピタッとくっつくので、扱いやすく安全です。
こちらも未経験からすぐに慣れる作業です。

製造業のシート製作作業に興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
埼玉県秩父市で活動しています。

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